化学調味料を使わない料理を趣味と言い張る

おでんが好きです。昨今、冬になるとスーパーの特設コーナーに「おでんの素」が山積みになるのが、冬の風物詩になっています。

しかし、「料理が趣味」を標榜する自分にとって、おでんは昆布だしをとって作るもの、日高昆布かな?せんだって、親戚から日高昆布の詰め合わせなるものをいただきました。これは千載一遇のチャンス。よし昆布だしをとっておでんを炊くぞ!と意気込んで、おでんづくりを始めました。いただいた昆布でだしをとります。大根は自前の青首。隠し包丁を丁寧に入れて下茹でします。実はサトイモがおいしいです。ほろっと溶けるような柔らかさに、ほどよくだしがしみています。あれこれ種を下ごしらえをして、最後は今回目玉の玉ねぎ。どんと豪快に半分に切って投入します。

ゆっくりゆっくり、味がしみるようにことこと煮ていきます。そろそろ練り物ですね。そして、完成しました。昆布だしで作ったおでんです。料理を趣味を標榜する自分にとって、今回のおでんは申し分のないできです。さて、食しますか…。あれ、味気ない…。ああなんと、「おでんの素」のほうがおいしいと感じるような舌になってしまっていたのです。いや、それほど「おでんの素」が進化を遂げていたというべきでしょうか。私の趣味の料理はこれからも続きます。