夫婦円満の秘訣

泳いでも泳いでも押し戻される逆流の中を進むような逆境な経済状況が続く昨今ですが、同じ時間を仕事に投資しても、高度成長期やバブル時代に比べれば、見返りは小さい。
それどころか、働けど働けど、ボーナスはカットされ、年収は下がっていく傾向にあります。世の中の価値観も変化しました。

お金がすべて的価値観は影をひそめ、家族の幸せの軸は精神的な豊かさへとシフトしました。世界の富豪たちも豪華な屋敷や派手な衣装を見せびらかすよりも、家族との平凡な時間の大切さを語ることをステータスにするようになりました。がむしゃらに「時間を仕事に投資する」だけでは、もはや家族をハッピーにできない時代です。
一方で、少しでも時間を家族に投資すれば、家族が笑顔になってくれる確率は高くなります。そう気づいた人たちが家庭回帰を始めたのが育メンブームだったりしたわけです。夫にも一人の時間も大切です。「自分の時間は後回し」などと我慢をためこむと「自分がこんな我慢しているのに!」と妻や子供にも我慢を求めるようになり、結局お互いに首を絞め合う状態になってしまいます。我慢は禁物ということです。
父親だって、自分自身のメンテナンスが必要。会社では素敵な上司、有能な部下の役に徹し、家庭ではかっこいい父親、良き夫を演じていては疲れてしまうわけです。できれば、家族が寝静まった深夜や、家族が起きる前の早朝など、家族の時間をできるだけ犠牲にしない時間を利用して、ほんの少しでも自分だけの時間がつくれると、そのリターンは父親本人だけでなく、家族みんなにも広がります。
一人の時間には、読書をするもよし、趣味をするもよし、ただボーッとするのでもいいかと思います。大事なのは、その時間が終わったときに「自分が少しでもリフレッシュできているか」、「考えたかったことの整理はできたか」などと、一人の時間を使ってどんなリターンを得たかを自分自身で自覚することです。リターンの自覚がなければ、せっかくの一人の時間もただ漠然と過ぎる投資効果の低い時間となってしまいます。
ラヴォーグ 大宮